企業や個人でしばらく XML ファイルを使用していると、.xml 以外のファイル拡張子のファイルが多数できることがあります。これらのファイルの拡張子が .xdf (XML データ ファイル) であるとします。InfoPath では、これらの .xdf ファイルを、その拡張子のままでメイン データ ソースまたはセカンダリ データ ソースとして使用できます。InfoPath では、ファイルに有効な XML が含まれていれば、.xdf 拡張子を含む完全パスおよびファイル名を入力するだけで、ファイルを使用できます。
このタスクでは、これらの .xdf ファイルをダブルクリックしたときに InfoPath で開く方法を説明します。以下に示すように、これはわずかな変更で実現できます。
InfoPath で開く .xdf ファイルを準備する
.xdf ファイルの冒頭に、処理命令 (PI: Processing Instructions) と呼ばれる 2、3 行の XML コードを配置する必要があります。これらの PI は、既存の InfoPath .xml ファイルの冒頭に置かれています。PI は、使用する .xdf ファイルと一緒に開くフォーム テンプレートを使用して作成されたファイルから取得する必要があります。また、InfoPath フォームの名前空間を .xdf ファイルのルート要素で宣言する必要があります。これらの変更について説明します。
XML 宣言の処理命令
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> |
.xdf ファイルの最初の行は XML 宣言の PI です。通常はこれをそのままコピーできますが、UTF-8 以外のエンコーディングを使用している場合は、適宜修正します。
InfoPath 処理命令
<?mso-infoPathSolution name="..." solutionVersion="1.0.0.1" productVersion="11.0.6357" PIVersion="1.0.0.0" href="..." ?> |
.xdf ファイルの 2 行目は InfoPath mso-infoPathSolution PI です。これは、InfoPath によってさまざまな目的で使用されます。ここでは属性ごとの説明は省きますが、これらは、作成済みの最新バージョンのフォーム テンプレートで作成されるフォームと一致するはずです。
<?mso-application progid="InfoPath.Document"?> |
.xdf ファイルの 3 行目は InfoPath mso-application PI です。これは、ファイル システムに、このファイルが InfoPath に属していることを通知します。
InfoPath 名前空間
<RootElement xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xmlns:my="..." xmlns:xd="http://schemas.microsoft.com/office/infopath/2003" xml:lang="en-us"> |
宣言する名前空間の数に制限はありません。フォーム テンプレートによって作成される、サンプルの .xml ファイルで宣言されるすべての名前空間が .xdf ファイルのルート要素に存在することを確認する必要があります。
.xdf ファイルの「開く」アクションを作成する
ここまでで、.xsd ファイルに PI および名前空間を追加できました。次は、オペレーティング システムに、.xdf ファイルをダブルクリックしたときの処理を通知する必要があります。
InfoPath で開くために必要なアクションを識別する
- Windows エクスプローラの [ツール] メニューの [フォルダ オプション] をクリックします。
- [フォルダ オプション] ダイアログ ボックスの [ファイルの種類] タブに「INFOPA」と入力して、INFOPATHXML ファイルの種類にすばやく移動します。
- [詳細設定] をクリックします。
- [開く] アクションをクリックし、[編集] をクリックします。
- このファイルの種類を開くために使用されている情報をコピーします (これを .xdf ファイルで使用します)。
- [キャンセル] を 2 回クリックして、[フォルダ オプション] ダイアログ ボックスに戻ります。
.xdf ファイルを開くアクションを設定する
- ファイルの種類のリスト内をクリックしてフォーカスを設定します。
- 「XDF」と入力して、サンプルの XDF ファイルの種類にすばやく移動します。
- [詳細設定] をクリックします。
- [開く] アクションが存在する場合は [編集] をクリックします。ない場合は [新規] をクリックして作成します。
- 前にコピーしていた情報を入力します。
- [OK] を 3 回クリックして、設定を保存します。
確認
これで完了です。更新した .xdf ファイルのいずれかをダブルクリックして、InfoPath で開きます。
©2004 Greg Collins. All rights reserved. Licensed to Autonomy Systems, LLC for display on InfoPathDev.com.
英文記事: Launch Files with Extensions Other Than .XML in InfoPathよりの翻訳